?『ウェイキング・ライフ』はいつまでも揺れ続けて、落ち着くということが決してない映画だ。目覚めることがないといってもいいかもしれない。だが何はともあれリチャード・リンクレイター監督はこのアニメによる瞑想の世界の中で、筋といえる筋がないまま取りとめもなく続く自らの作品『スラッカー』と、飽くことなく知を追究したヘルマン・ヘッセの小説『シッダールタ』とを完璧に両立させようとしたらしい。 どう見てもこれは奇妙で独創的な映画なのだ。夢と現実の境界がどこにあるのかを見つけようとしていく主人公(『バッド・チューニング』にも出演したワイリー・ウィギンズ)は、偶然に会う人みなからうんざりするほど話を聞かされる。取りとめのない話は学問的なもの(リンクレイターが通っていた大学の教授、ロバート・C・ソロモンの独白が入る)から、ありふれているもの(ほとんどがその手の話題である)までさまざまである。 イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、スティーヴン・ソダーバーグ、アダム・ゴールドバーグらが自分自身を演じるようなかっこうでアニメーションに登場する。主に夢の世界が語られるセリフはしまいには退屈でたまらなくなってくるが、そんなことは全く問題ない。アニメーションの技術に目を奪われてしまうからだ。映像のひとコマひとコマはどれも俳優の実写映像に後からデジタル・ペインティングをほどこしたもので、こうして作られた画面は映像と音楽のゆがんだクールなコラージュとなっている。リンクレイターの映画は最後まで観れば胸を打たれるのは間違いないから、すばらしい旅がそうであるのと同様、途中に出てくるかなり退屈なシーンも目的地に着くまではじっと座って終わりまで観る必要がある。(Jason Verlinde, Amazon.com)
休み無く活動している精神と知性の広がり。
とっても、面白い飲み会だったわ。
夢なのか現実なのかなんて話はどうでもいいわね、それはレトリックよ。
テーマは、人類の現実と夢。つまり、現実でも夢でも、休み無く活動している精神と知性の広がりよね。
もっというと、精神と知性の広がりにとって、あなたという乗り物が、起きていようと寝ていようと関係ないのよ!
そして、人は夢のようなことを実現してきたでしょ。。。魔法のようなことを。。。現実で、
それは、精神と知性の広がりの恩恵なのよ。
そして、以外かもしれないけど、とってもSF的でした。
思想、精神、技術、意思伝達と、宇宙って私にとってはなんだか似ているのよ。
彗星を見る少年から映画がスタートするところが示唆的、
で、一番この映画で気に入ったところが、なんだか、わたくし的には、酒によって話しているかんじです。どういう感じかって言うと?。
いろいろな人とパーティーとかで出合って、妙に物凄く大きなテーマで盛り上がちゃって、
自分と意見の合う人、新しい発想を注入してくれる人や違う意見の人と議論を交わしているみたいで、とってもとってもバーチャル飲み会????。。。
やだ?夢の中の飲み会じゃな?い。。。テーマに合ちゃったわ、、、、。
記憶の集積が新しい命を進化させる。
どうかんだわ。。。人体は宇宙へ新天地を求め続けるDNAの乗り物だと言われているわよね、わたくしの自説では、それを阻むのがウイルスなのよ?。
DNAは常に挑戦を続けてくれていて、高度な精神性や知能を持った生物を生もうとしているわけ。。。。
だって、、早く進化しなければ、太陽系の滅亡と言う物理的なタイムリミットを越えて、DNAも滅亡してしまうじゃない???
ですからDNAはあらゆる挑戦を試みてるのよ、成功も失敗もあり、失敗は戦争や犯罪などの記憶として残され、成功はいうまでもありませんよね。
60億の人がいるとしたら、少なくとも60億分の記憶が毎日どんどん蓄積されていく、成功も失敗も。私達は地球号に住む挑戦という分子なのね。
でしかも、、本人に挑戦しているつもりが無くても、知らないうちに挑戦してるのよ。。。
道具や火を創った最初の人類、からダビンチや、エジソンやベルのように産業革命を、そして、宇宙へ行く技術を創った人、IT革命を起こした人、技術意外に思想や精神を発展させてくれた人、キリストや仏陀なんてのもそうじゃない??
そして、今後、言語と視覚に頼ったコミュニケーションから、新しいコミュニケーションを考える人も出てくるでしょうね、、テレパシーなんかが使えて時空の制限を受けずに宇宙の彼方から意思を受けることが出来るかもしれないし、、、。
たぶん、知識と精神の集積という、モノリスに触れたように、100年ぐらいの進歩を1日で行える日が来るでしょうね、現に産業革命は技術を、ITは人のコミュニケーション能力をたった1年間ぐらいで開放してるのよ!!!人自身が本来持つホットスポットとしての能力をね、開放してるの、きっとねそれは今、人体とは別の、、いってみれば外付け機能として発達したけど、そのうち、人体に組み込まれちゃうだろうしね。。。
映画の中で、人は言葉によって意思伝達をしてるから、抽象的な概念は言葉にしても、概念に対する理解がそれぞれの人で違うから、正確な理解を超えられないって言ってたわね、、、、まあね、まあね、でも、、、理解なのかしら???感じることでしょ?感じること、、、それが実は、一種のテレパシーの原型よね。。。
違うコミュニケーション方法をトライしてみたら、物凄い世界が待っているのではないかと、、興味深々。。。。
ねえ、アーサー・C・クラークの「幼年期の終り」って小説読んだことある???
まさに、そんな世界よ。。。是非オススメするわ!!!ここだけ太字にしたいくらい!!
話は戻るけどさ、、。
夢を見るって事は、知性と精神の時間のベールに縛られないってことなのよ、無論ね、現実の世界でも知性と精神は時間のベールに穴を開けてるわよね。。。
例えば、、わたくしの場合、、仕事柄、、、アイデアを考えているとき、、、特に思うんだけど。。。
でさ、
プラトンとニーチェと普通の人間の違いは、チンパンジーと普通の人間の違いより大きい。
って言ってた言葉が面白いんだよね。
そして、映画の最後、、、彼は空高く飛んでいきましたね。。。。
やっぱ、SF的よ!ピアノ曲もいいわね。
ごめんなさい、酔って書いてるから誤字脱字たくさんだと思うわ。
解釈はできる!一見あやふやなのはモチーフが夢だから。
一見すると、不思議な映像感覚と難解な説話でもって
観客を煙に巻いているだけに見えるかもしれません。
そのためドラッグムービーのような位置づけをされてしまうのは否めない。
ですが繰り返し見ていると
登場人物たちの言葉に含まれる事実が、
主人公の物語の線上でひとつにつながり、
彼と観客にひとつの「真理」を提示してくれます。
全編をフルフルと震えているような特殊なアニメーション処理で仕上げたのは
観客に<夢と現実>の境界線を引かせないためです。
「<夢と現実><生と死>それぞれの間には境界線などなく、ただ認識の有無だけがある」
ということがこの作品の大筋でのテーマだからです。
だからこそ、導入の現実と思しきシーンでも世界は夢のように震えているし、
道中口々に話を聞かせる登場人物たちの説話は脈絡がないし、
真理を悟った主人公は目覚めるのではなく、ここではないどこかへ上っていくのです。
そのシークエンスは観客に冒頭で示された啓示を思い出させるはずです。
Dream is Destiny.
全ては夢であり運命なのだと。
幽玄な映像を劇場スクリーンで見たかった気もしますが、上記のように
一度見ただけではなかなか理解しがたい、という性質からDVD向きの作品といえるでしょう。
実際私自身、解釈に筋が通ったのは購入して3年たってからでした。
しかしこの解釈もまた、最も筋が通っていると思えるに過ぎず、正解ではないのでしょう。
そういう意味では5年10年経ってから
再び見た時にどう見えるかが面白そうでもあります。
こんな面白くて深い映画、初めて観た…
最初はアニメの雰囲気に惹かれて観たんですが、観てみると深くて深くて意味がわからなかったです。それにもかかわらず、1日に何回も観たくなって、病気のように繰り返し観ました。新鮮で飲み込まれそうに不思議なビジュアル、太い筋が通っているのに全てを理解しきれない物語、見過ごしてしまいそうな細かい表現…。観なくてはわからないです。観たところで、みんながみんな、違うことを言うんではないでしょうか。それ程たくさんの謎やヒント隠されている映画です。とても楽しかったです。
トリップ系です。
夢→人生ってなんだ?的哲学…と呼べるか呼べないかはともかく、ニーチャだーの、キルケゴールだーの、実存主義だーのを絡ませるだけからませて、ピストルでパンッ!みたいな。 内容は、、、水掛け論的で、エンドレス。 それでいて、ポイントポイントで結論じみてきたり。 でも実際は、完全トリップ映像。 どう考えても薬やってるときのウネウネとした世界観。元ネタとして撮影しているものが、8mmのエなので手ブレで余計に絶えずゆらゆ〜らした映像にもう一段階手を加えている。 自分的には安っぽいかもしれないけど、トレスポのトリップ映像のやろうとしていたことを完璧にしてしまった感じ。 (トレスポの場合は、かなり客観的視点があって、 所々で話を区切ることを目的としているところもあるからなんだけど、、、) この作品の場合は、終始主観的視点。 ずっと自分の視点は変わらないんだけど、、、トリップしてるときと、夢を見ているときの自分の中の時間調整が出来ていない記憶の映像の連続のように感じた。 映像手法的としては、ロートスコーピングなんだけど、、、それにしても移り変わりが激しく、 完全にトリップしているときそのもの。 監督がどこまで考えて作っているかは、わからないけど、、、。 一見の価値はあり。 酔わないように。 (ま、わかりやすいといえばわかりやすいし。 (興味がなければ、、、恐ろしくつまらなく、バスに酔ったような感覚になってしまうかも。
興味深い
今日初夢を見た。 すごく変な夢だった。 朝起きて変な夢のことを考えながらテレビを見ていたら たまたまこの映画を見た。 それはもうすごく変な感じでした。 要するに境界線のことを言ってると思うのだが、 それを哲学で塗っていくみたいな。 教養の無い俺には字幕を見て理解しようとする作業で精一杯。 アニメーションに目をやる余裕は無かったよ。 逆に字幕の後ろでちらついて・・・ 急に始まって、わけも解らず観たので DVDでちゃんと観てみるよ。 久しぶりに興味深い作品でした。 その上、この映画が妙に自分のみた夢とリンクしてたので気味悪かったです。
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